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日本を旅する!〜そこには、日本のさいはてがあった〜

「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記」






日本を旅する!〜そこには、日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記�@」
その夜、私は、上野駅のホームで夜行列車を待っておりました!
(そう、「上野発の夜行列車」が花形だったころ・・・)
しばらくして、静かに入って来たピカピカの青い車体!
ブルートレインの旅のはじまりです。
その車内に一歩踏み入れると・・・
そこは、まるで別世界!ホーム上の喧騒が全く気にならない、
その寝台車の通路をゆっくり進むと
左右に大きな2段のベッド(寝台)が7組並びます!
まだまだ個室寝台がない時代、
それでも1両に定員28名はかなり贅沢な空間ですよね♪
そして、今宵のプライベート空間は・・・
2号車の一番はしにある2段ベッドの下の段!
カーテンを開けて寝台に潜り込む!
そこには大きな窓!流れる景色を独り占めです!
「寝台特急北陸号金沢行き、まもなくドアが閉まります!」
と、車掌さんのアナウンス。
21時すぎ、ゆっくりと列車はホームを離れ・・・走行音が旋律を刻み始めます。
これからの旅への期待が、最高に高まる瞬間ですよね♪
大きな窓のスクリーンには、街の灯りがのんびりと後方へ流れ
時折追い越していくラッシュアワーの通勤電車!
こちらは、ベッドに横になりながらジュースなんかを飲んだりして
子供ながらに、何とも言えない優越感を覚えたものでした。
そんな車内も大宮駅を過ぎる頃、
照明の明るさが一段階暗くなり、一路、目的地「金沢」を目指します!
ここですぐ寝てはもったいない!
寝台列車好きの私のスタイルは、・・・
音楽プレーヤーでヒット曲を楽しみながら
車窓に流れて行く、町の灯りや駅の灯りを眺めつつ
通り過ぎていく「小さな町」に思いを馳せる♪
こんな過ごし方でしたね!
そんな快走する寝台列車の速度が落ちる・・・
そして、山間の小さな駅で静かに旋律を止めた。
ほのかな明かりに映し出される駅名を読むと・・・
「みなかみ」!
これから上越国境を越えていくんだなぁ!なんて思いつつ
枕元に置いた時刻表に目を移す・・・
「水上駅」は通過の表示!
なるほど!これが「運転停車」なんだぁ・・・
その頃、よく読んでいた「トラベルミステリー」によく出て来るきーわーど♪
こういう所で事件が起きたりして・・・
(乗務員の交代や機関車の付け替えなどのため、夜行列車にはよくあるのです)
こんな時刻表には掲載されない発見が
夜行列車の旅の魅力の1つなんですよね!
ふと、時計を確認すると深夜0時少し前・・・
明日の金沢到着は午前7時前・・・
夢の中で、
そんな「運転停車」のヒントからミステリー小説のトリックを考えながら
今宵の旅を楽しむことにいたしました。
(2018年4月6日FB投稿)

日本を旅する!〜そこには日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記�A」
心地良い線路のつなぎ目の子守歌から目覚めたのは・・・
富山駅到着の少し前でした!
カーテンを開けて車窓のスクリーンに目を移す・・・
窓の外には、朝もやに浮かび上がるのどかな山村風景!
そして見上げれば山の稜線にさらに真っ白な山並みのデコレーション!
地理好きの私には、それが「立山連峰」であることがすぐに分かりました。
そんな、日本列島の立体模型の出来栄えのすばらしさに瞳を奪われていると・・・
寝台特急「北陸」号は、富山駅のホームに滑り込んでおりました。
今では新幹線で約2時間10分程度で行くことのできる富山!
この時代は、関東からずいぶん遠かった「北陸地方」。
何だか、全く違う文化のある未開の地にたどり着いた気分に包まれておりました。
もう少し、この列車時間を楽しみたい!
なんて考えていると、終点「金沢駅」に到着!
これから始まる旅に心躍らせながら駅前広場に降り立ちました!
その駅舎は、低層の建物で、いわゆる地方都市の駅!
そして、駅前には、いくつかのホテルが建ち並んでおりました。
この日の予定は・・・というと。。。
北陸鉄道の定期観光バス「百万石コース」に乗車いたします!
この頃の私の旅のスタイルは、
というよりも、まだまだ、レンタカーを借りて観光するのが一般的でないこの時代
全国の各観光都市には、「定期観光バス」が存在していて、
「時刻表」には、その情報が満載♪
鉄道の時刻だけでなく、バス、遊覧船、フェリー、そして観光バスまで・・・
まさに、「時刻表」を1ページ1ページめくることにより、
日本全国どこへでも、「空想旅行」ができたものでした!
そして、もちろん私は、「空想旅行」では飽き足らず・・・
旅行会社でチケットを押さえ、今回の旅に臨んでおりました。
朝食を終えた私たちは、
バス会社の窓口で手続きを終え、大型バスに乗り込みます!
そして、始まったバスガイドさんの観光案内!
これが実に、個性豊かでその土地を感じる♪
まずは、名勝「兼六園」に向かいます。
現在は復元されている「金沢城」
この時代は、その石川門から続く城壁がシンボルとなっておりました。
そして、あゆみを進める園内!
さらに有名な灯篭の風景!そんな、日本三名園をゆっくり歩くと・・・
かつての加賀藩ノ繁栄が実体験できるようでした。
まさに、歴史のフィールドワークですよね♪
ところどころで咲き誇る「さくら」の花たち!
「北陸地方」は、東京より1週間以上遅いんだぁ!なんて、
今年二度目の鈴なりの「さくら」に
とても、得をした感じがしておりました。
次に訪れた「長町武家屋敷」・・・
ガイドさんの解説を聞きながら、ゆっくりと歩きます!
そこには敵の侵入を阻むように造られた道路!
「まち」をきれいに作る!とは、逆行しそうな
「武家屋敷の街並み」が保存されておりました♪
現代では、「まちの魅力創造」などの考え方で各地で進められている
「景観の保全」や「歴史的空間の保護」!
ここ金沢では、数十年前から実践され、
その努力や効果が、現在まで受け継がれ、
「まち」全体に自然に溶け込んでいるんですよね♪
こんななんとも落ち着ける町「金沢」!
この旅がきっかけとなって、何度も訪れることになるのです!
そして、毎回外せないのが・・・武家屋敷での「お抹茶」♪
少し高台に設けられたお茶室で心静かに、お庭を眺めながらいただきます!
今考えると、かなり渋井子供ですよね♪
そして、今回の観光のハイライト!
「忍者寺」とも呼ばれる「妙立寺」♪
こちらは、お寺のガイドさんの引率のもと寺内を巡ります!
その寺内は、その他に例を見ないほどの複雑さ・・・
「隠し扉」があったり、「隠し通路」が存在したり・・・
敵を落とすための「落とし穴」なんかもあるんです!
みなさま、決して団体行動から離れてはだめですよ♪
入ったら最後、
「開かずの間」に迷い込んだら、そこは時間旅行の入口かも知れません!
その他に、九谷焼や民族資料館などなど・・・
そんな数々の観光名所を一日で案内してくれる「百万石コース」!
とても、満足の金沢市内観光となりました。
名残惜しい観光バスを降りて、
一路急行列車で本日の目的地「輪島」を目指します!
しかし、あるハプニングが・・・
このことが、私の今後の旅に少しばかりの後悔を残します!
(2018年4月13日FB投稿)

日本を旅する〜そこには、日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記�B」
市内観光を終えた私たちは、改札をくぐり駅の構内へ・・・
現在のように高架駅でなかった金沢駅!
1番線以外は、跨線橋を渡る構造です・・・
  その一番線の東側に・・・ありました!0A番線と0B番線。。。
国鉄の駅では、駅長室側のホームから、1番線、2番線・・・と名付けます。
では、0番線とは。。。何か?
駅によっては、1番線の手前に行き止まり式のホームを設けることがある!
その場合に、「0番線」と名付けていたようです。
そして、本日の目的地「輪島」へ向かう七尾線の発着は0番線・・・
見えて参りました。クリーム色に赤色をまとった車体が・・・
なんの迷いもなく乗り込んだ、この七尾線!
夜行で付いて観光!少しばかりの疲れもあって、まどろみ気味!
ふと気が付いた私!「時刻になっても列車が発車しない・・・」
「遅れているのかなぁ?」なんて・・・しばらくして、発車のベル♪
「この列車は、普通列車能登中島行きです!」と、車掌さんのアナウンス。。。
「そんなばかな!」と・・・時刻表を確認・・・
ここで衝撃の事実が・・・
それは、乗る予定だった「急行能登路」ではなく、
その数分後に出発する、それも途中駅までしかいかない列車だったのです!
自分で作ったプラン!何とも言えない敗北感。。。
ジュースやおかしさえ、おいしく感じない・・・
そして、だんだんと暗くなるあたりの風景!心細さが増しますよね♪
そんな私の気持ちも知らずに、
列車は、エンジン音を響かせ「さいはて」へ向かいます。
先行する急行れっしゃとは、どんどん距離が離れていく・・・
果たして、今日輪島までたどり着けるのだろうか・・・
(時刻表を改めて確認、「能登路」が本日の輪島まで達する最終列車!)
そして終着の「能登中島駅」!駅前には電話BOXが、唯一のあかり!
あたりは、虫の音さえ聞こえない、静寂に包まれておりました!
(今でもはっきり覚えていますよ!このBOXからの木漏れ日を。。。)
そこから、タクシーを飛ばすこと約2時間弱!
なんとか、輪島までたどり着くことができたのでした。
さて、翌日、気持ちを取り直して輪島駅へ!
本日のお目当て・・・国鉄バス「おくのと」号がお待ちかねです♪
このバスは、各箇所で観光時間を取りながら、車内ではテープによる観光案内!
そして、約8時間かけて奥能登周遊へと私たちをいざないます♪
輪島駅をあとにして、漆器会館の観光を終え、
一路「さいはて「禄剛埼」を目指します♪
左の車窓には、どこまでも続く青い海原。。。
でも、そこは日本海!打ち寄せる波頭は高く、どこか寂しげ・・・
そんな大きな青一色の世界に瞳を奪われていたら、
昨日の少しばかりの後悔はどこへやら。。。
ふと、バスは、山腹の稜線に沿ったS字カーブで静かに停車!
あたりに人家は全くありません・・・
でも、よく見ると、山の斜面に沿って小さく仕切られた棚田が・・・
そこは、「白米千枚田」だった!
現在では、ライトアップが行われているなど。
地域の魅力作りに大きな役割を果たしているこの「千枚田♪
でも、この時代は、観光看板が示しているだけだった!
昭和の時代に見過ごされていた様々な「もの」の価値が見直されている♪
さらに、バスは北を目指します!
次にバスが停車したのは・・・平家の落人伝説の残る「時国家」♪
その旧家は、奥能登の山裾にひっそりとたたずみ
その歴史を現代まで脈々と受け継いでいるようでした。
特にその重みを感じる「上時国家」♪
その時代の贅を尽くして立てられた母屋内に歩みを進めると
まさにそこは異空間!まるで数百年の時が止まったままのよう♪
子供ながらに、「何だか違う!」なんて、落ち着いた気分を感じたものでした。
地震の多い我が国!なかなか困難なことも多いですが
古きよき「建築物」をできる限り残して後世に伝えていきたいものです!
そして、バスは、さらに北へ!
このあたりからは、全く人家がなくなり、道路も海岸線の一筋だけ・・・
何となく、心細さが募ります!
車窓では、相変わらず、絶え間なく打ち寄せる大きなウェーブ!
そして、道沿いでは、白波のブレイクが私たちを「さいはて」へ誘惑するかのよう
そんな日本海に大きく突き出した岩山に
ぽっかりと空いた「窓岩」♪
荒々しい「外裏」では、常に大きな波しぶきが彩りを添え
このあたりまで来ると、絶好の海岸美の撮影スポッと!
現代なら、まさに「インスタ映え」♪
しばらくしてバスは、だんだんと山腹へ!
さらに、標高も増していきます・・・
そして、たどり着いた「のろし」!
そこには、大きな駐車場と観光センター!
こちらで昼食の休憩となりました。
まずは、「さいはて」の目的地「禄剛埼」へ♪
かなり長いの急坂を灯台を目指して登ります!
そして、見えてきた白亜の「禄剛埼灯台」!
やっと、能登半島の「さいはて」に到着です♪
長い距離バスに揺られたことと
最後の急な坂道。。。ほんと、「やっとたどり着いたぁ!という感じでした。
そして、その岬に広がる視界に入りきれない自然の大パノラマ♪
どこまでも続く原色の大海原。。。
「この先には、ソ連まで陸地はないんだなぁ!」なんて・・・
そして、眼下に視線を移すと・・・
数十メートルの断崖下には、白波に化粧された波状岩が並びます♪
ふと、耳を澄ますと・・・
この「さいはての絶景」を引き立てるかのように響く波しぶきのBGM♪
そんな、大自然のコンサーとホールで
少しばかり、風に吹かれていたい私が、おりました!

(2018年4月20日FB投稿)

日本を旅する〜そこには日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記�C」
いつまでも眺めていたい「さいはての風景」を後に
「のろし」のバス停に戻った私たち・・・
まだまだ、ご当地料理が口に合わないお年頃・・・
「喫茶」と大きな看板のかかるお店で昼食となりました。
そして、再び国鉄バス「おくのと」号の一員に♪
バスは、「のろし」を離れ緩やかなカーブを下ります!
目の前に広がるのは、「内浦」の穏やかな海景色!
さらに、眼下には家並みが少し筒増えて町らしい地域が・・・
ここからは、能登半島の内側!荒々しく、人々を寄せ付けない「外裏」に対して
波穏やかな海沿いには、能登半島の町々が続きます!
そして、珠洲の街に入ると、午前中の「寂しさ」が嘘のように広がる町並み!
そこには、人々の活気があふれておりました。
そんな珠洲の街である商家の保存民家にて観光のために休憩!
「喜兵衛どん」だったかなぁ?(桜井喜兵衛さんの旧家)
(現在、調べても確認がとれません!)
そこは、このあたりの庄屋さんらしく、立派な建物!
子供ながらに地域の民族の見学となりました。
さらにバスは、「内浦」沿いを進みます!
そして見えてきた大きな奇岩!
「内浦」の波のない穏やかな海にそびえたちます!
これぞ、軍艦島とも称される「見付島」♪
まさに、軍艦が、今にも上陸しそうな迫力!
そのほとんどが岩山で上部に少しだけ生える木々が、まるで髪の毛のよう♪
上陸して登ることはできませんが、石積みの歩道が整備されているので
時間があるかたは、是非!「軍艦」のふもとまで・・・
そして、この辺りの海岸は「恋路海岸」と呼ばれ
美しい砂浜が広がります!
そして、近くには能登線の「恋路駅」!
もちろん、「恋路」行きの片道切符も購入しましたよ♪
この海岸で、夕日に染まりながら2人で散策したら・・・
恋愛が成就すること間違いなし!!
(ちなみに、鉄道がなくなった現在でも、
「道の駅」が整備されているのでゆっくり観光できますよ!)
さらにバスは、「内浦」を眺めながら進みます!
このあたりからは、
小さな入り江をゆっくりと、そして、ひとつひとつ越えて行きます!
そのひとつひとつの入り江には、家々が寄り添って建ち並び
その道は狭く、海岸沿いまで民家が・・・
それぞれに個性的な集落を形成していました。
そして、その入り江の終わりには、小さなトンネル!
そして、また小さな集落!
穏やかな、それでいて人々の営みが感じられる
まさに「日本の漁村」風景ですよね♪
(現在のように、能登半島の中央にバイパスができると、やはり車が便利になり
鉄道の廃止、そして、人々の都会への流動が進んでしまうんだなぁ!
なんて、数十年の変化を見て来ると実感してしまいますよね!
)
そんな、いくつもの入り江をのんびり眺めながらのバス旅!
現在の日本列島、どれだけの場所でできるのだろうか?
そして、たどり着いた、本日最後の観光地!「九十九湾遊覧船」♪
漁船のような船に乗り込み、いざ出航!
その遊覧船は静かに、揺れもなくゆっくりと進みます!
そこは、満々と水をたたえた湾内で、それでいて、波は全くない!
「内浦」の中の、さらに入り江!
船が進むにつれてあちらこちらで見えて来る、さらに入り組んだ入り江の数々!
なるほど!「九十九」なんだぁ・・・なんて!
ひとつの湾(入り江)の中に、さらにたくさんの入り江!
子供たちが船に乗ったら・・・
そのたくさんの入り江で「かくれんぼ」ができそう!
海でありながら、湖のような「遊覧船観光」を終え、
「おくのと」号は、終着「宇出津駅」に到着!
ここからは、能登線の急行「能登路」が、私たちを金沢まで運んでくれるのです!
この時代、鉄道とバスの連携で
観光ルートが形成されている地域が数か所ありました。
(現在は、あまりにレンタカー志向に偏りすぎて、
このような公共交通機関による観光が、とても不便なように感じます!)
まもなく入線してきた急行「能登路」!
ボックス席に身を沈めると
列車は、静かにホームを離れ、さらにディーゼルのエンジン音!
バスとは違う能登の町並みを・・・ボーっと眺めていると
今日の「外裏」と「内浦」の美しく、対照的な風景が思い出され
そんな鮮やかな光景を、ひとつひとつ心に刻みながら、
金沢までのローカル列車の旅を楽しみました!
(2018年4月30日FB投稿)

日本を旅する〜そこには日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記�D」
私たちを乗せた急行「能登路」は、
町が夕暮れ色に染まるころ、金沢駅へと到着いたしました!
さて、本日の宿泊先は・・・
「金沢スカイホテル」♪
(現在の名称は「ANAホリデイイン金沢スカイ」)
駅からはタクシーで約5分!武蔵が辻に位置しておりました。
なぜ、このホテルに決めたのか?
まだまだ、田舎だった北陸地方!
その中でも、一番の高層ホテルが、この「スカイホテル」♪
さて、どのように調べたか?と申しますと・・・
現在のようにネットのない世界!もちろん、「口コミ投稿」など存在もしません・
そのころの私の愛読書!の1つが、なんと・・・
「全国ホテルガイド」♪
本屋さんで、学校帰りによく立ち読みをしておりました!
(実に渋い子供でしょ?)
そして、その手配は?
「日本交通公社」の支店に参ります!(現在の「JTB」)
さらに現在のようにパッケージツアーなど存在していない時代!
旅館やホテルは、カウンターのお姉さんと「タリフ」と呼ばれる
分厚い資料を一緒にめくりながら
「ああでもない?こうでもない?」なんて・・・
話しながら、探していきます!
そして、交通機関は?・・・
今回の旅には「能登・加賀温泉ミニ周遊券」という便利な切符があり、
北陸線の加賀温泉駅から能登半島、輪島そして蛸島(珠洲市)までの区間が
急行列車も含めて乗り放題♪
さらに、国鉄バス「おくのと」号の片道乗車も含まれる東京発着の便利なもの
を利用したのです!
そんな旅のパーツを窓口でゆっくりと組み立てて旅の形を整えて参ります♪
(現在とは、全く様子の違う旅行代理店風景ですよね!)
ここで、「スカイホテル」に戻ります!
その施設は、「金沢スカイビル」の上層階に位置し
なんと、下層階には、「名鉄百貨店」♪
やはり、「北陸」は、西日本の影響が強いんだなぁ!なんて・・・
勉強したての「糸魚川・静岡構造線」
なんかを思い出して・・・
こんな環境にデパートがあったら・・・
もちろん、チックインのあと、玩具コーナーへ直行ですよね!
まだまだ、子供ですから・・・
それでいて、高層階からの眺めは素晴らしく、
「シティホテル」という呼称がまだまだあいまいだったこの時代に
子供ながらに、ちょっとだけ「いいホテル」を感じて
勝手に満足感を抱いていたものでした。
そのひとつの要因が・・・「朝食」!
現在のように「バイキング形式」ではなく、
一品ずつ運ばれるコース形式!
なんと食前には、指先を整えるための「フィンガーボール」♪
これは、まさに人生初体験でした!
あと、街で見かけた「北国銀行」や「北国新聞社」の看板・・・
みなさまは、読み方が分かりますか?
なんで、日本にはもっと「北」の地方があるのに・・・
実は、これ「ほっこく」って読むんですよね♪
こんなこと、ひとつひとつが「発見」の北陸旅行となりました!
このころから、日本全国を旅して、そして「まち」を感じて思ったことは・・・
「地方分権」や「地方創生」が、大きくもてはやされる現代。
確かに「昭和」に比べて格段に便利になった世の中!
「新幹線」や「高速道路」は、日本全国を効率よく繋ぐために
必要不可欠なインフラであると思いますが
昭和の時代の方が、明らかに「地方」が独自なものを守り育て、
さらには輝いていたように感じるのは私だけなのでしょうか?
(2018年5月4日FB投稿)

日本を旅する〜そこには日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記�E」
旅の最終日!
私たちは、午前9時過ぎには金沢駅におりました。
なぜなら、現在のように新幹線で2時間30分で東京なんて・・・
この時代は、なんと、金沢〜上野間所要時間7時間弱!
午前中に金沢を出ないと、その日のうちに帰郷できないのです!
帰路に選択したのは、特急「はくさん」♪
長野、軽井沢経由で上野を目指します!
往路が夜行列車ですから、帰りはのんびりと車窓の風景を楽しむんです♪
途中、富山駅では、名物「ますのすし」を購入・・・
昔から、大好物だったんですよね!押寿司が・・・
この辺りからは左側車窓に富山湾の穏やかな海を眺めながら進みます。
そして、国境越えの長いトンネル!ふと、視界が明るくなると・・・
突如として目の前に現れる、荒々しく波立つ真っ青な日本海・・・
この辺りは、北陸道と眺望を競うかのように
線路が海岸線に出たり、高速道路が波打ち際を走ったり・・・
(ちなみに、まだ「北陸道」は建設中でした)
まさに、北陸本線の景勝地!「親不知海岸」♪
この、今にも波がかかりそうな風景に「奥の細道」の一節を思い起こしますよね!
そして、列車は、直江津駅から山間へと・・・
左右には上信越の真っ白にデコレーションした山並みが♪
さらに、線路際に積雪が現れるころ長野県に入ります!
まさに季節は春から冬に逆戻りですよね♪
でも、長野盆地をゆるやかに下り、千曲川を渡るころ・・・
車窓には「あんずの花」が咲き・・・
「ソメイヨシノ」が山裾に彩りをそえていました!
この時期の信越本線の車窓風景!一番好きなんですよね♪
山並みの上部は、真っ白な雪化粧!
そして、どこまでも広い「青空」♪
さらには、ところどころに咲き誇る花たちのアクセント!
そんなピュアな「日本風景」の中を、
ゆったりと特急「はくさん」は上野を目指します!
左車窓に、大きな「アイスクリーム」のような浅間山が現れたら・・・
もうすぐ軽井沢駅に到着!
ここまで来ると関東に帰って来たなぁ!なんて・・・
長旅の終盤を実感したものでした。
ここで、鉄道ファンにはおなじみの「碓氷峠」♪
列車の前に電気機関車を連結して峠をゆっくりと下ります!
(このころ、新幹線が時速250km以上でこの峠を上下できるなんて・・・
想像もつきませんでした!)
日本の高速鉄道技術!恐るべし・・・
そして、特急「はくさん」は上野駅に近付き・・・
その速度をゆっくりと減速する頃・・・
「鉄道唱歌」のオルゴール放送が!
何だか旅の終わりを子供ながらに実感し、寂しさを覚えたものでした。
現在では、能登空港も開港し羽田から約1時間ちょっとの能登半島♪
みなさまも、能登にある「日本のさいはて」を
訪れてみてはいかがでしょうか?
(2018年5月6日FB投稿)

日本を旅する〜そこには日本のさいはてがあった〜
「懐かしの金沢・能登半島周遊旅日記(こぼれ話編)」
今回、私の人生で2度目に企画した旅を記すにあたって
色々と思い出したことがあるんです!
それは・・・
外裏の荒々しくもどこまでも深い青色の海!
それとは、全く対照的な
波穏やかで、どこまでも泳いで行けそうな内浦の海!
そして、もちろん、最大の目的地「禄剛埼灯台」からの、さいはての景色♪
などなど・・・
それらすべては、「視覚」的な記憶ですよね♪
みなさまは、
「その時流れていた音楽」で、その情景を思い出すことはありませんか?
私は、そんな「音楽」から記憶の扉が開かれることがよくあるんです!
さて、この「懐かし旅」の記憶を鮮明にしてくれる「音楽」は・・・
「禄剛埼」で昼食の時に寄った「喫茶」の大きな看板のかかる喫茶店で流れていたあるアイドル歌手が歌っていた「ラストキッス」という曲!
(ちなみに、あるタレントさんの奥様になっています!
分かる方は、間違いなく私と同年代ですね♪)
現在、この曲がどこかでかかることはありませんが
何だか、思い出して口ずさんでしまいます!
でも、「旅日記」を記すにあたって調べてみたら・・・
なんと、この旅の約1年後にリリースされた曲だったんです。。。
これは、どういうことかと申しますと・・・
この「金沢・能登半島」のコース・・・
自分なりにお気に入りの旅先で
数えてみれば人生で10回くらい訪れていて
おそらく、「ラストキッス」を聴いたのは・・・
この旅の翌年、当時仲の良かった友人と
「青春18きっぷ」の旅をした時、全く同じコースをたどっていたようです!
私にとっては、この「ラストキッス」が能登半島の
テーマ曲のようになっているのかも知れません!
(普通に考えたら、演歌が似合う土地柄なんですけど・・・)
ふと、思い起こすと
2006年以来訪れていない能登半島♪
なんだか、すぐにでも行ってみたくなってしまいました!
みなさま、最後まで「懐かし旅」におつきあいいただき
誠にありがとうございます!
また、どこかの大地で、懐かしい音楽とともに
お会いできることを楽しみにしております♪
(2018年5月8日FB投稿)



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